文京区高齢者福祉ガイド

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このサイトの読み方(最初に読んでください)

文京区の高齢者福祉を、「相談する → 認定を受ける → サービスを始める」の順番で並べた案内です。文京区公式の情報(「わたしたちの介護保険」令和8年4月版ほか)をもとに、個人が読みやすくまとめ直した非公式のページです。

もう読むのが大変な方は、このまま相談先の電話番号だけ使ってください。それで十分です。

1まず、相談する

介護の相談はどこにすればいいのか分からない、というときの最初の行き先です。相談は無料です。本人でも家族でも大丈夫です。

高齢者あんしん相談センター(地域包括支援センター)

住んでいる地区のセンターが総合窓口です。「介護予防の相談」「要介護認定の申請」「サービス選び」「認知症の相談」「見守り」まで、高齢者まわりのことをまとめて相談できます。

出典: 文京区公式「高齢者あんしん相談センター(地域包括支援センター)」(2026年9月22日HTTP200確認)
地区センター所在地電話
富坂高齢者あんしん相談センター富坂本駒込2-29-24(パシフィックスクエア千石6階)03-3942-8128月〜金 9:00〜19:00
土日祝 9:00〜17:30
富坂富坂分室小石川2-18-18(礫川地域活動センター3階)03-5805-5032月〜土 9:00〜17:30
大塚高齢者あんしん相談センター大塚大塚4-50-1(特別養護老人ホーム文京大塚みどりの郷内)03-3941-9678月〜金 9:00〜19:00
土日祝 9:00〜17:30
大塚大塚分室音羽1-15-12(東急ドエル・アルス音羽1階)03-6304-1093月〜土 9:00〜17:30
本富士高齢者あんしん相談センター本富士本郷2-40-11(かねやすビル7階)03-3811-8088月〜金 9:00〜19:00
土日祝 9:00〜17:30
本富士本富士分室西片2-19-15(グッドライフケアセンター向丘内)03-3813-7888月〜土 9:00〜17:30
駒込高齢者あんしん相談センター駒込千駄木5-19-2(特別養護老人ホーム文京千駄木の郷内)03-3827-5422月〜金 9:00〜19:00
土日祝 9:00〜17:30
駒込駒込分室本駒込2-28-10(文京グリーンコートイーストウィング1階)03-6912-1461月〜土 9:00〜17:30

受付時間の詳細: 本所=月曜〜金曜 9:00〜19:00、土曜・日曜・祝日 9:00〜17:30/分室=月曜〜土曜 9:00〜17:30。休業日は年末年始(12月29日〜1月3日)で、分室は日曜・祝日休み。出典: 文京区公式「高齢者あんしん相談センター(地域包括支援センター)」(2026年9月22日HTTP200確認)

文京区 介護保険課・区役所の代表

認定の申請書類の確認、制度そのものについての質問は区の窓口へ。開庁時間は月〜金 午前8時30分〜午後5時(祝日・年末年始を除く)です。

文京区役所 代表 03-3812-7111

急ぐとき・見守りが心配なとき: 見守り・虐待などの相談は、あんしん相談センターの「高齢者見守り相談窓口」でも受け付けています。 緊急の短期入所は「緊急ショートステイ事業」、一人暮らしの電気・見守りは「あんしん電話/あんしん電球」もあります(区の制度の一覧へ)。

出典: 高齢者あんしん相談センター(文京区公式)介護保険(文京区公式)

2手続きのながれ(4ステップ)

介護保険のサービスを使うまでには、順番が決まっています。全部でこの4つだけです。

  1. STEP 1

    相談して、要介護認定を申請する

    区の窓口または高齢者あんしん相談センターに申請します。本人・家族のほか、ケアマネジャーや介護保険施設に依頼して代行してもらうこともできます。

    申請に必要なもの: 介護保険被保険者証/医療保険の資格がわかるもの/主治医(かかりつけ医)の氏名・病院名など/マイナンバーと本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証・パスポート等)。主治医がいない場合は、あんしん相談センターで医師の紹介を受けられます。

    マイナポータルの「ぴったりサービス」から24時間の電子申請もできます(対応手続きは区の介護保険ページで確認)。

  2. STEP 2

    調査と審査を受ける

    区の調査員が自宅に来て、心身の状態や生活の状況を全国共通の項目で聞き取ります(訪問調査)。ありのまま、普段どおりの状態を伝えることが大切です。24時間の様子、介護する人が同席しての説明が役に立ちます。

    その後、コンピュータで一次判定、保健・医療・福祉の専門家による二次判定(認定審査)が行われます。主治医の意見書は区の依頼で作成されます。

  3. STEP 3

    認定結果の通知が届く

    結果は7段階に分かれます。認定結果通知書・介護保険被保険者証・負担割合証が届きます。

    出典: 「わたしたちの介護保険」令和8年4月版
    判定意味使えるもの
    要介護1〜5介護が必要な度合い(数字が大きいほど重い)介護サービス+総合事業
    要支援1・2軽い支援で自立を保てると判定介護予防サービス+総合事業
    事業対象者要支援に近いが正式な認定は無い(区の総合事業の対象)総合事業(訪問型・通所型サービスC)
    非該当自立した生活が送れる方介護予防・一般介護予防事業

    認定には有効期間があります。体の状態が変わったら、ケアマネジャーに相談して区分変更(認定の見直し)を申請できます。結果に不服がある場合の審査請求は、通知を知った翌日から3か月以内(東京都介護保険審査会)。

  4. STEP 4

    ケアプランを作って、サービスを始める

    要介護1〜5の方は居宅介護支援事業者(ケアマネジャーがいる事業所)に連絡し、ケアプラン(利用計画)を作ってもらいます。ケアプランの作成と相談は無料です(介護保険で全額負担)。

    要支援・事業対象者・自立の方は、あんしん相談センターが介護予防ケアプランを作ります。施設に入る場合は、施設に直接申し込みます。

    サービス内容と料金を確認して契約すれば開始です。事業者は途中で変更できます。

出典: わたしたちの介護保険(PDF・令和8年4月版)

3費用はいくらか

自己負担は1〜3割

原則1割負担です。ただし所得に応じて2割・3割になる場合があります。住民税が非課税の方や生活保護受給の方は1割です。正確な判定は、あんしん相談センターか区の窓口に確認してください。負担の割合は「介護保険負担割合証」に書かれています。

主なサービスの自己負担(1割のめやす)

出典: 「わたしたちの介護保険」令和8年4月版。めやすは令和7年8月時点の情報。実際は所得状況(1・2・3割)と事業所・内容で変わります。食費・滞在費・日常生活費は別途です。
サービスめやす
訪問介護(身体介護)20分〜30分未満279円/回
訪問介護(身体介護)30分〜1時間未満442円/回
訪問介護(生活援助)20分〜45分未満/45分以上204円/251円
通院等乗降介助111円/回
訪問看護(ステーション)20分〜30分未満・要介護537円/回
通所介護(デイサービス)1日・要介護1/要介護5846円/1,531円
通所リハビリ(デイケア)1日・要介護1/要介護5718円/1,252円
特別養護老人ホーム 多床室 1日・要介護1/要介護5731円/1,041円
(新規入所は原則要介護3以上)
介護老人保健施設 多床室 1日・要介護1/要介護5875円/1,110円
認知症対応型共同生活介護 包括型 1日・要介護1/要介護5591円/887円
ケアマネジャーの相談・ケアプラン作成は無料。 事業者と契約するときは、重要事項説明書で内容・料金・キャンセル料・解約方法を確認しましょう。利用途中でも事業者を変えられます。

4介護保険のほかに、文京区だけの制度

「まだ介護認定は受けていない」「在宅のまま少し困っている」ときに使える区独自の制度・サービスです。どれも区のページから申し込めます。

高齢者スマホスタート助成
スマートフォンの購入を助成(デジタルデバイド解消)区のページ
緊急ショートステイ事業
緊急時の短期入所区のページ
見守りあんしん電話・あんしん電球
職員が電話で見守り/IoT電球で暮らしを見守るあんしん電話あんしん電球
高齢者見守り相談窓口
あんしん相談センター4か所に設置区のページ
シルバーカー(歩行補助車)の給付
歩行補助車の購入給付区のページ
車いすステーション事業
車いすの貸出区のページ
紙おむつ 現物支給・おむつ代 費用助成
対象者は申請が必要現物支給費用助成
補聴器 購入費用助成
購入費の助成(上限72,450円)区のページ
高齢者マッサージサービス
1回30分のマッサージ区のページ
長寿ふれあい食堂・長寿のお祝い
地域の交流の場・長寿祝いふれあい食堂お祝い
成年後見・もの忘れ医療相談
判断力の低下への備え・認知症の相談成年後見もの忘れ
高齢者虐待の防止
虐待の通報・相談窓口区のページ

出典: 文京区公式「高齢者福祉」(リンクは2026年9月22日HTTP200確認)

5区内の事業所をさがす(127件)

文京区内に所在する、介護保険の在宅サービス事業所です。とうきょう福祉ナビゲーション(福ナビ)の実測データ(2026年9月22日取得)をもとにしています。

    この一覧の限界: 福ナビは事業者登録制の情報サイトで、全事業所の網羅を保証しません。掲載は「指定を受けている」情報で、空き状況は違います。契約前には各事業所へ電話で確認を。 文京区外に所在し文京区に伺える事業所は含みません(その検索は区の「介護・医療機関情報検索システム」carepro-navi.jp/bunkyoへ)。 詳細な公表情報は福ナビの各事業所ページを参照。

    6分かりづらい言葉

    冊子や窓口で出てくる言葉を、生活の言葉に置き換えました。開くと説明が出ます。

    被保険者 (ほけんしゃの対象になる人)

    介護保険に入っている人のこと。40歳以上なら、手続きなしで自動的に入っています。「保険に入る・入らない」は選べません。

    第1号/第2号被保険者

    第1号=65歳以上の人。第2号=40〜64歳の人。
    第2号は、決められた病気(特定疾病:がん、パーキンソン病、糖尿病による腎症など16疾病)の場合しか介護保険のサービスは使えません。

    要介護認定 (ようかいごにんてい)

    「どのくらい介護が必要か」を区が判定すること。合格・不合格ではなく、必要度のランク付けです。申請→訪問調査→一次判定→二次判定→通知、の順で進みます。

    要介護1〜5/要支援1・2

    判定結果の7段階のランク。要支援1→要支援2(軽い)→要介護1→…→要介護5(重い)。数字が大きいほど介護が必要な度合いが大きい、という意味です。要支援と要介護では使えるサービスの種類が違います。

    事業対象者

    要支援に近いけれど正式な認定は無い人で、区の総合事業(訪問型サービスC・通所型サービスC)の対象になる人。「何の対象?」と分かりにくい言葉ですが、区が独自に決める枠だと思ってください。

    ケアマネジャー(居宅介護支援専門員)

    介護の専門アドバイザー。相談に乗り、サービス先を紹介し、計画(ケアプラン)を作り、利用後も様子を見てくれます。費用は自己負担なし(保険で負担)。略して「ケアマネ」とも呼ばれます。

    ケアプラン

    「どんなサービスを、週に何回、どんな組み合わせで使うか」という計画書。原則、ケアマネジャーが無料で作ってくれます。自分で作るものではありません。

    居宅サービス/施設サービス

    居宅サービス=自宅に住んだまま受けるサービス(訪問・通所・短期入所)。
    施設サービス=施設に入所して受けるサービス(特養・老健など)。「居宅」は「自宅」という意味です。

    地域密着型サービス

    住み慣れた地域で受けるためのサービス群(グループホーム、小規模多機能型、定期巡回など)。原則として文京区に住んでいる人しか使えません。引っ越したら使えなくなる可能性があります。

    訪問介護と訪問看護のちがい

    訪問介護=ホームヘルパーが身体介護(食事・入浴・排せつの介助)や生活援助(掃除・洗濯・買い物・調理)をします。
    訪問看護=看護師が医療的なケア(処置・服薬管理・観察)をします。名前が似ていますが、やってもらう人の職業が違います。

    生活援助で使えない家事

    訪問介護の生活援助は「本人が一人でできない家事」が対象です。家族のための家事、本人が家にいない間の家事、花木の水やり・ペットの世話・大掃除・預金の引き出しなどは対象になりません。必要ならケアマネジャーに相談を。

    特別養護老人ホーム(特養)/老人保健施設(老健)

    特養=介護の必要な度合いが高い人が入る施設。新規入所は原則要介護3以上で、待つことが多いです。
    老健=リハビリ中心の施設。医学的管理のもとで回復し、自宅に帰ることを目指します。

    ユニット型/多床室

    入所施設の部屋のタイプ。ユニット型=10人以下の少人数グループの個室。多床室=4人部屋。部屋のタイプで食費・居住費の自己負担が変わります(ユニット型個室は高め)。契約前に総額を確認しましょう。

    総合事業(介護予防・日常生活支援総合事業)

    2015年にできた、区が主体で運営する仕組み。訪問型サービス・通所型サービス・介護予防教室など。文京区では「訪問型サービスC」「通所型サービスC」のような名前で展開されています。

    出典: 文京区「わたしたちの介護保険」専門用語集(元資料: 令和8年4月版冊子)